「世界思想12月号」 大塚克己議長のメッセージ 反ユダヤの歴史と欧州・中東社会の今日

平和大使協議会の会員に毎月送られてくる「世界思想」の12月号のUPF ジャパン議長 大塚克己氏の議長メッセージは、「反ユダヤの歴史と欧州・中東社会の今日」という内容でした。
大塚議長は、欧州にも長くおられたと聞いておりますが、ヨーロッパの宗教対立の問題にも、非常に詳しいとお聞きしています。
そして、反ユダヤ主義という歴史的な問題についても、知見を持っておられると思います。

この記事のポイントは、「イスラエル建国後、幾度かの戦争と紛争を経て、今日のような境界線が敷かれました。民族的、宗教的差別はヨーロッパの東西で発生し、国家に混乱や不運が続くと、ユダヤ人がスケープゴートにされました。2000年近く国家を持たず、ヨーロッパでひっそりと生きてきた被差別民族のユダヤ人にとって、イスラエルとは民族のアイデンティティと安全を保障する上で、命がけで守るべき国なのです。」
現在も、イスラエルは無差別テロを行うハマスとの戦いをおこなっていますが、イスラエルに対する、ヨーロッパからの批判もあります。しかし、民族をかけた戦いをしている国に対しては、歴史的に反ユダヤ主義というのがあるということを踏まえていく必要があると思います。

末尾にはこのように書かれています。
「UPF創始者者の理念は、「人類の親としての神様の心情に根差す」ものです。従って、私たちは無神論には反対します。また、「相互理解のための対話を推進」しています。
一方的なイスラエルへの非難、特定の宗教を迫害するとか排斥するということは、行われてはならないと思います。

動画はこちら
https://youtu.be/bt4Bj5Nzap4