鈴木エイト氏の拉致監禁に関する発言に対する後藤徹氏の裁判 傍聴に行ってきました

鈴木エイト氏の拉致監禁に関する発言に対して、12年5か月も拉致監禁された被害者である後藤徹氏が、名誉棄損訴訟を行った裁判の結審が、東京地方裁判所で行われました。
私は裁判の様子を傍聴し、さらにその後の報告会にも参加しました。

結審では、原告・被告それぞれが最後の意見陳述を行いました。
原告の後藤徹氏の意見陳述書は、拉致監禁の被害の実態を説明し、さらには一貫してその問題を国内外で発言・活動してきた内容を語る、堂々としたものでした。
それに対して、鈴木エイト氏の陳述書は、拉致監禁はそもそも問題ではなく、解散命令請求までされた統一教会が、実態を隠すために被害者ポジションを取っているに過ぎないとし、さらにはこの訴訟自体が、SLAPP訴訟であり、言論封殺であるとまで言い切りました。論点をずらす、内容のない陳述だと思います。

報告会では、原告の後藤徹氏、中山達樹弁護士、そして徳永信一弁護士が説明されました。
2時間にもわたり報告と質疑応答が行われ、非常に濃い内容の報告会でした。

判決は、来年の1月31日、13:10より東京地方裁判所712法廷であると発表されました。
どのような判決となるか、注目したいと思います。

動画はこちら
https://youtu.be/kuzcwWXfKQ0