日本の家庭を守る会 施策⑤ 日本の伝統文化の強化
戦後、日本はGHQにより間接統治され、個人主義的な思想が持ち込まれて、日本の伝統文化に対して自信を失ってしまいました。私たちは、今一度、下記の点から、日本の伝統文化を強化することを訴えます。
一点目は、家庭を大切にするという文化です。
戦後、海外から個人主義が日本に持ち込まれ、家庭があたかも個人を抑圧するものであるという、左翼的な考え方が広がってしまいました。
家庭は、個人を抑圧するものではありません。子どもを愛情をもって育くみ、地域や社会に貢献するよう教え諭し、自立できるように支援するものです。しかし、戦後の左翼的な活動家は、性を解放し、不倫さえも推奨するような活動をしてきました。
例えば、社会学者の上野千鶴子氏は、「人はなぜ不倫をしないのか。私には信じられない」という主張をしています。
https://president.jp/articles/-/36855
しかし、家庭を大切にすることは、日本の文化です。先祖を敬い、お盆などにはお墓参りをして、親族で集まることは、美しい日本の伝統です。これを否定する考え方には、私は強く反対します。
二点目は、天皇の存続です。
左翼活動家は、天皇の存続を否定しています。
日本共産党の綱領には、下記のような記載があります。
一、 戦前の日本社会と日本共産党
(二)党は、日本国民を無権利状態においてきた天皇制の専制支配を倒し、主権在民、国民の自由と人権をかちとるためにたたかった。
二、 現在の日本社会の特質
形を変えて天皇制の存続を認めた天皇条項は、民主主義の徹底に逆行する弱点を残したものだった
https://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo
しかし、天皇は日本の伝統文化の精神的な柱です。紀元前660年、神武天皇が即位して以来、天皇家の血統は今日に至るまで守られています。昭和天皇が、先の大戦において、国民と国土を守るため、一身を賭してご聖断を下し、マイクをとって玉音放送に臨み、GHQのマッカーサー元帥に国民の命と生活に配慮するように依頼したことは、決して忘れてはならない事実です。
三点目は、国旗・国家の尊重です。
日本の教職員の労働組合である日本教職員組合(日教組)は、一貫して日本の国旗「日の丸」の掲揚や国家「君が代」の斉唱を、学校教育の現場で行うことを否定してきました。
日教組の戸田 恒美書記長は、1999年に制定された「国旗及び国歌に関する法律」に対して、次のような声明をしています。
「日の丸」「君が代」を学校教育に強制的に持ち込むことは、日本国憲法の主権在民、人権、思想信条の自由、信教の自由などはもちろん歴史認識にもかかわるので、強制することは許されません。
https://kokuminrengo.net/old/1999/199907-demo-td.htm
私達は、これらの日本の伝統文化を守ることが、家庭を守り、地域を活性化し、日本の国力を豊かにする力の根源であると考えています。左翼的な勢力に負けずに、これらの施策を強力に推し進めます。