兵庫県知事選挙 斎藤元彦前知事 N国党立花党首の応援
10月31日告示、11月17日投開票の兵庫県知事選挙において、前知事である斎藤元彦候補を応援するために、NHKから国民を守る党(N国党)の立花孝志党首が立候補しています。とても素晴らしいことだと思います。
兵庫県議会は、斎藤元彦前知事に対して不信任決議を行い、斎藤元彦前知事は自動失職して今回の県知事選となりました。不信任決議の理由は、斎藤元彦前知事のパワハラ疑惑ということで、本件については兵庫県議会による百条委員会が招集されていますが、その結論はまだ出ていません。
そのパワハラ疑惑は、元西播磨県民局長が3月12日に斎藤元彦前知事に関する告発文書を外部に拡散させたことがきっかけですが、百条委員会では何一つ証拠が出てきませんでした。ところが元県民局長は、百条委員会で証言する前に自殺し、それをきっかけにマスコミは一斉に斎藤元彦前知事へのネガティブキャンペーンを張りました。
これに対して、徳永信一弁護士が異論を述べるポストをしました。
斎藤前知事についてはパワハラもおねだりもなく、単なる大人のいじめを国民は見せつけられただけだ、というものです。
これをN国党の浜田聡参議院議員が注目して調べたところ、徳永弁護士が言う通り、元県民局長が告発した内容には何も証拠がないどころか、内部通報制度を悪用した情報隠しの疑いがあるというわけです。
それを知った立花党首が、兵庫県知事選に急遽立候補するという形で応援しているというのが経緯です。
自殺された元県民局長の公用パソコンには、本人の不倫を示す動画などが保存されており、これが百条委員会で公開されることを恐れた元県民局長が、証言をしないで済むように懇願したが、今更後に引けない委員会はこれを拒否、元県民局長が自殺したということがはっきりしてきたということです。
立花党首は、青年会議所が11月27日に開催した、立候補者の公開討論会で、このことを発表しました。
ところが、立花党首は、11月30日に朝日テレビが主催する立候補者の公開討論会にライブ出演する予定でしたが、この青年会議所での発言の直後、出演を断られました。斎藤前知事は悪者、自殺した元県民局長は被害者というシナリオで、県議会もマスコミも大宣伝していましたから、それに反する証拠は隠そうと言う流れでしょう。立花党首はそれを逐一YouTubeでリアルタイムに発信しています。
さらに、この元県民局長が使っていた公用パソコンの中身について、百条委員会の奥谷委員長が、内容を把握していたにも関わらず、それを百条委員会で証言しようとした片山副知事の発言を制止して休憩する音声が、立花党首に渡されました。立花党首は直ちにこれを街頭演説の場で公表しました。
さらには、これらのことは元県民局長が一人でやったのではなく、それを仕掛けた周辺の人物がいることも判明、これを動画で発表しています。
N国党の立花党首は、長年NHKという巨大メディアを相手に闘っているだけあり、肝が座った方だと、改めて思います。一連のことは、斎藤前知事に頼まれてやっているのではなく、自ら調べて自ら動いた結果です。
私は兵庫県民ではありませんので、直接何かをすることではありませんが、このように義に立つ方を見ると、立派だなと思います。今回の選挙は、立花候補には投票しないで下さいと候補自らが宣言する変則的なものですが、私は、このような勇気ある活動を支持致します。