日本の家庭を守る会 施策③ 純潔主義の推進
政治団体日本の家庭を守る会の施策の3つ目は、純血主義の推進です。純潔主義というのは、結婚前に異性と性交渉を行わなこと、結婚後は配偶者以外の異性と性交渉しない、ということです。
戦後、性の自由化、つまりフリーセックスがもてはやされてきました。それまで因習に囚われて、タブーとされてきたセックスを解放して楽しもう、というような風潮です。
そして、学校でも子供たちへの性教育も、性の自己決定というような表現で、まるで性交渉をすることを推奨するかのような教育が行われています。しかし、自我が確立していない子供たちが性交渉を行えば、人格形成にも影響を及ぼします。
そして、性交渉を行えば、当然妊娠して子どもができる確率が高くなります。未成年で子どもができてしまうと、育てることができませんから、人工中絶するというようなことが行われています。
一般社団法人日本家族計画協会の統計によれば、2022年度の人工中絶届け出件数は約12万件です。現在日本の出生数は80万人を下回っていますから、これは大きな数字です。これはあくまで届け出件数ですから、実際にはもっと多いかもしれません。
そして何より、そのうち約1万件が20歳未満の未成年だということは、大きな問題だと思います。
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未成年の子供たちが妊娠して中絶手術をすれば、本人の心も体も傷つきます。学校教育では、避妊の方法も指導していますが、片や性の解放をあおっておいて、片や妊娠しないように指導するのであれば、まるでマッチポンプのような話ではないでしょうか。
結婚後も同様です。かつて、「不倫は文化だ」と言った芸能人がいましたが、テレビや小説でも不倫をテーマにしたドラマが、たくさん発表されています。しかし、知名人の不倫がわかると、週刊誌はスキャンダルとして大々的に批判します。ここでも、片や不倫をあおっておいて、片やそれを叩くという、マッチポンプが行われているわけです。
「性交渉は一つの命を生み出すという神秘的で尊いものであり、純潔を大切にしなければならない」という考え方は、もともと日本の文化にあったものです。特に女性にそれが求められていたために、女性解放運動と同様に性解放運動が広がったわけですが、女性のみならず男性も純潔を守るならば、未成年の妊娠中絶問題を抑えることができるし、結婚後の離婚の最大の原因である不貞行為、すなわち不倫を抑えることができるのではないでしょうか。
結婚前は、将来結婚の相手となる人のために純潔を守る、結婚後も相手のために純潔を守る、という価値観が広まるならば、健全な家庭を築き、それを守ることができます。そこで、「日本の家庭を守る会」では、これを施策の一つにしたわけです。
もちろん、純潔主義というのは理念であって、施策に落とし込むには、いろいろと考える必要があります。性交渉はあくまでも個人の自由に委ねられるものであって、性交渉をしたら罰則などという、強制的なものであってはなりません。ただ、もともと日本にあった文化として。純潔を守るという価値観は、再評価されてもよいのではないでしょうか。そのようなテーマでの研究や発表など、やれることはいくつもあると思います。
日本の家庭を守るために、純潔主義について、国民的な議論となることを期待しています。
【日本の家庭を守る会】
パンフレット https://drive.google.com/file/d/1Rg_OMiG4hpDyYg-Nfsf2ZURF073gKmDB
入会フォーム https://forms.gle/6ZXNNdLo1mUrYKZH6