神の代辨者
「神の代辨者」という、田井友季子氏の著書を読みましたので、ご紹介します。世界日報社から、1995年2月に発刊された本です。
田井友季子氏は、この本の著者紹介欄には、1923年横浜市生まれ、劇作家岡田八千代に師事。1951年、日本新聞協会のラジオドラマに当選、1965年、婦人公論「岡田八千代伝」当選、日本ペンクラブ会員、大衆文学研究会の会員、とあります。
特に江戸時代の女性の生き方について研究された歴史家、と言うことです。
「はじめに」を読んでみると、田井氏が文鮮明師に興味を持ったのは、ノストラダムスの研究で有名なジョン・ホーグ氏が、5人のメシアの候補者の中にサンミョンムーン、つまり文鮮明師のことが書かれているのがきっかけだということです。
そうするうちに、思いがけない急病になって、近くの病院に緊急入院して一命を取り留めたのですが、その時にやり残した仕事があると思い立ち、文鮮明師について調べてみようと思い当たった頃、世界日報社の石井社長から電話をもらって、文鮮明師について書いてみないか、という話だったそうです。田井友季子氏からは、資料の提供と、文鮮明師の3人の弟子とのインタビューを要望したところ、日本でそのインタビューが実現したとのことで、この本は、そのインタビュー記事となっています。
インタビューしたのは、昨日動画でも話した朴普煕氏、郭錠煥氏、金栄輝氏の3名です。
中でも朴普煕氏については、アメリカがカーター大統領の容共的な施策の中でソ連による世界的な共産主義化が進み、アメリカもベトナム戦争の傷跡で退廃主義が蔓延する中、文鮮明師はレーガン大統領を強烈に応援して奇跡的に勝利し、それ以降レーガン大統領との強い信頼関係を築いたことを紹介しています。
また、アメリカでワシントン・スターという保守新聞が経営不振で廃刊となった時、他の人々が躊躇する中でリスクをとってこれを買収し、ワシントン・タイムズを1982年に設立、初代社長として朴普煕氏が就任したことを紹介しています。そのために、日本のみならず、世界中の統一教会信者が、経済的にも支援したと理解しています。
レーガンは就任期間の8年間でレーガノミックスでアメリカ経済を立ち直らせ、共産主義と戦い、ソ連崩壊の足掛かりを作ったことを考えると、文鮮明師の先見性は非常に高いということを、インタビューで語られています。 日本での献金が、韓国で文鮮明師や韓鶴子総裁の贅沢のために使われている、などと日本国内では報道されていますが、実際は世界の民主化のために、統一教会が尽くしてきたということは、もっと理解されてもよいのではないかと思います。
動画はこちら
https://youtu.be/vhqha-hoZq0
