TBS報道特集 頓珍漢な報道

10月5日のTBSの報道特集で、頓珍漢としか言いようがない報道が行われました。現在でも家庭連合が政治支援をしている資料を入手したというのです。しかし、その資料はある教会の信仰生活を向上させるための独自の取り組みであり、選挙とは何の関係もないことが、その教会のスタッフの証言で明らかになっています。

報道特集では、「信仰生活サポートカード」と題した文書に、「愛国」という項目があり、「ビラ配り10、遊説応援3」という点数が記載されているので、これは選挙支援のポイント表だとしています。さらに、「呼名祈祷」という最近の用語が記載されていることから、この資料は現在でも家庭連合が選挙支援をしていることを証明するものだ、と断定しているのです。
報道特集の動画のリンクは下記の通りです。(13:50あたりから)
https://cu.tbs.co.jp/episode/20093_2073783_1000090785?utm_source=tbs_official&utm_medium=organic

しかし、この動画を見た、ある教会の副教会長は、Xでこのように書いています。
「これ、私が作った○○教会独自の取り組みですよ。信徒の方が自発的に取り組みやすいように毎月、得点制にして行っていますが、9月分は先程の礼拝で発表しましたが、上位者には韓国のりを賞品としてお渡ししています。
愛国というのは教会以外の地域で行う活動のことで、政治家に対する活動では一切ありません。呼名祈祷も信徒の皆さんがご家族やご病気の方のために心を込めて取り組んでいらっしゃるものです。裏面の生活習慣やご家族への取り組みが一番、得点配分が高いのも要チェックなポイントになっていますよ。
カードには「○○家庭教会」と書かれていましたよね?TBSの皆様にはまず○○教会にお問い合わせ頂きたかったです。私でよければ、どんな感じで取り組んでいるものなのか全てお話しますから。」
https://x.com/sub_sub_church/status/1842780445509120110

さらにこの副教会長は、これについてTBSに電話で問い合わせたのだそうです。現在回答待ちの状況ですが、どのような回答が来るのでしょうか。
https://x.com/sub_sub_church/status/1843590292190142781

そもそも、宗教者が政治に働きかけることについては、何の問題もありません。宗教からくるところの理念を国政に反映させたいというのは、国民の権利として当然のことです。ただし、宗教法人としてではなく、個人として行うべきです。

それに対してTBSの報道は、衆議院選挙が行われることが確実視された時点で、家庭連合の選挙と全く関係ない資料を、選挙支援のためのものだという虚偽の報道をしているのです。報道特集の全体的なトーンは、家庭連合が組織として今でも自民党を支援しようとしている、という流れですから、イメージの悪い家庭連合と結びつけることで、自民党のイメージダウンを図ったものなのでしょう。

つまりTBSは、自民党の得票を減らそうとして、選挙とは全く関係ない家庭連合の内部資料を持ち出して、あたかも自民党と家庭連合が関係あるかのようなイメージ操作をしているのです。実情を知っている家庭連合の信者としては、家庭連合をダシにして自民党を負けさせようとする、メディアの悪質で政治的な印象操作であるとしか見えません。家庭連合の信者としては、不愉快な話です。こんな見え見えの、頓珍漢な報道は、TBSの報道の質が極めて低いことを示しているとしか、いいようがありません。

動画はこちら
https://youtu.be/vy3kCiCMYOE