家庭連合への解散命令請求から1年

解散命令請求から、今日で1年となります。この間、家庭連合の信者は大変な思いをしていますが、自民党もおかしな状況になっています。

家庭連合は、自民党に関係断絶宣言をされて以来、マスコミから叩かれ、与党自民党主導で解散命令請求を出され、地方自治体から施設使用不許可処分を受け、それに対する訴訟も棄却、あげくには踊りのイベントからも排除されるなど、さんざんな不利益を被っています。しかし、家庭連合の信者がそれで教会を去っていったかといえば、全然そういうことにはなっていません。むしろ、信仰を強くする糧となっています。

それに対して、家庭連合に対して関係断絶宣言をして、解散命令請求に追い込んだ自民党はどうなっているのでしょうか。昨年5月にLGBT理解増進法を強行採決して保守層から距離をおかれ、12月くらいから派閥パーティ券収入の収支報告書不記載問題が報道されると派閥を解消し、安倍政権で活躍した議員が役職停止処分などを受け、岸田首相は総裁選に出馬できず、衆議院議員選挙では裏金議員と言われた有力議員が公認を受けられない、という状況です。組織の中から、バラバラの状態ではないでしょうか。

私も、かつては自民党員として微力ながらも応援していましたが、2年前の関係断絶宣言以降は、自民党員ではなくなり、現在の政治を信頼することができなくなり、ついには自分で政治団体を立ち上げることになってしまいました。

私は長く、会社に勤めて仕事をしてきましたし、今でも個人事業主としてお客様とお仕事をしていますが、一番大切なのは、人を裏切らないことだと思っています。それが、「人の道」というものだと思っています。政治家だからと言って、お世話になった人や団体、そして仲間を裏切るようなことをすれば、運勢がなくなってしまいます。もちろんいろいろな事情はあるのでしょうが、その人や団体の信頼性というのは、「人を裏切らない」という、一番基本的なことから得られるものではないかと思っています。これは、宗教以前の問題です。 今の自民党を見ていると、お互いに疑心暗鬼に陥って求心力を失っている、おかしな集団に見えます。「世論」とか「国民の信頼」などという言葉でごまかさずに、人格や態度で信頼を勝ち取るように、努力するべきではないかと思います。

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https://youtu.be/p6iH8IX20Tc