信教の自由シンポジウム千葉大会 拉致監禁 強制棄教問題

千葉市内で、信教の自由シンポジウム千葉大会が開催されました。主催は、信教の自由と人権を守る千葉県民の会で、テーマは「拉致監禁 強制棄教問題」です。正式な動画は後日事務局より配信致しますが、とりあえず本日は、川原理事による全国一斉行動の報告の部分を動画でアップします。

家庭連合の信者は、これまで4300人以上が、脱会屋や反対牧師から指導を受けた親や親族によって、身体を拘束され、密室に閉じ込められて、信仰をやめるまで監禁し続けると言う暴行を受けてきました。その結果、親子関係が損なわれるばかりでなく、PTSD、いわゆる心的外傷後ストレス障害や自殺などの深刻な被害も発生しています。このような暴力について、マスコミは一切取り上げていません。しかし、拉致監禁は犯罪行為であり、さらには深刻な宗教迫害です。

15世紀から16世紀にかけて魔女狩り裁判が行われ、多くの女性が魔女と決めつけられて火あぶりの刑になりました。その数5万人とも言われます。家庭連合の信者は、信者であるというだけで、拉致監禁されて信仰の命を奪われているのです。それを許している日本の社会は、民主主義の根底である信教の自由をないがしろにしていると言われても仕方がありません。

シンポジウムでは、この問題に取り組む有識者の方々にご講演頂きました。ご登壇下さったのは、岩本龍弘牧師、小出浩久様、福田ますみ様です。この問題について全国に呼び掛けて街頭演説を行っている当会理事の川原義昭氏からも、ご報告を致しました。

拉致監禁被害は、2015年に、12年5か月も監禁された後藤徹さんが民事訴訟で勝訴して以来、減少していますが、現在でも発生しています。ピークは過ぎたとはいえ、決して過去の問題ではありません。

家庭連合は、現在解散命令請求に追い込まれています。それと同時に拉致監禁問題はうやむやにされ、無かったことにされてしまうかもしれません。しかし解散命令請求の根拠とされた民事事件の多くは、拉致監禁の被害者であることがわかっています。反対派は、まるで臭いものに蓋をする、という方法で、拉致監禁問題を徹底的に無視しているのです。私たちは、それを許してはいけません。

シンポジウムは、この問題についてご認識を深め、信教の自由について、そして日本の民主主義について考える場となることを願い、開催されました。ご参加頂いた皆様、登壇された講師の皆様に、感謝申し上げます。

動画はこちら
https://youtu.be/S2gupoHcUSY