家庭連合の献金について
家庭連合に対する批判として、非常に多いのが、いわゆる「高額献金」というものだと思います。
実際、私もこれまで多くの献金をしてきました。累計でどれくらいになるか、記録もしていないし、従って計算したこともないですが、結構な金額にはなるはずです。主なものは、収入の十分の一を捧げる十分の一献金、いわゆる十一条と、節目の時に行う特別献金です。
献金というのは、あくまで自分の意志で行うものです。
私はこれまで、「献金しろ」などと教会から言われて献金したことはありません。
特別献金は、不定期なものですが、世界に貢献するために募集があった際に、自分で申し出て献金してきました。
余裕がない時は、何もしません。それで教会員の資格を失うなどということもありません。
あくまで宗教的な行為として行うものなので、本人の自由意志もなく、教会の意志で献金するなどということは、ありえないと思います。
仕事で海外にいた時も、献金はしてきました。
例えば、韓国から来た宣教師が経済的に厳しい時に、一定期間生活費を援助したことがあります。これも、海外赴任手当の中から、私のできる範囲で支援しました。そうでなければ、宣教活動が困難な状況があったからです。
家庭連合の信者が行う献金については、「教会からマインドコントロールされて献金させられた」とか、「献金しなければ地獄に落ちる」などということはありません。
献金の額が大きいために、生活が困難になったというケースは、確かにあると思います。
そういう方々には、献金を戻してほしいと家庭連合に要請するケースもあるのでしょうし、献金したものは捧げたものだから、返金を望まない方もいるでしょう。
いろいろなケースがあると思いますが、私たち信者の献金を、一律に「家庭連合が献金させた」などと言うのは、宗教的な行為を否定する一方的な言説です。
私たちは、自分たちの大切なもの、苦労して稼いだお金を、神様に捧げたのです。それを、まるで悪いことをしたかのように蔑まされるのは、我慢できません。
もちろん、生活が成り立たないような状況になるまで献金を受け入れるのは、教会側としても、自制を促すなどの配慮は必要だったと思います。
しかし、信仰をやめて、献金したことを後悔して、返金したいという方には、家庭連合は丁寧に対応していると思います。
一方で、家族の方が献金を取り戻したいというのは、ご本人の信仰の意志が確定している以上は、踏み込むべきではないと思います。あくまで個別の事案だからです。
また、献金を返金するということについても、その原資は私たち現役信者の献金です。
私たち信者は、神様に捧げた献金が返金に回されるということについて、違和感があります。
この点については、神様に捧げたものですから、それに対して私たちがどうこう言うことではないことは思いますが、私たちの宗教的行為が踏みにじられるような思いを持っていることは、事実です。
家庭連合の信者が行う献金に対して、一方的に悪であるような言説は、厳に控えて頂きたいと思います。
https://youtu.be/RPpKN4rj40o