家庭連合と愛国者
よく、家庭連合に対して、反日的な団体だと言われることがありますが、私は家庭連合ほど日本を愛することを教育する団体は、あまりないのではないかと思っています。一昨年前、勅使河原本部長が家庭連合に対する報道の中で何が一番おかしいと思うかといえば、「反日」という批判だと言っていました。最近、二世の会の小嶌さんも、そのように発言していました。
事実、私は家庭連合に入ってから、日本の伝統文化に対して学びなおし、天皇家を敬愛するようになったし、祝日には国旗を揚げるなどのことをしています。それは、家庭連合の創設者である文鮮明師が、「まず愛国者たれ」という教育をされたからです。その精神を象徴する言葉が、「為に生きる」というものです。
ここに、「為に生きる」と題した文鮮明先生の講演集があります。この本の95ページ目に、文鮮明師が1974年5月7日に帝国ホテルで行った「為に生きる」という講演が収録されています。
このようなことが書かれています。
「日本の国あるいは日本の国民が願う前に、神様がこの日本列島を誰よりも愛してこられだと思うのであります。神様はこの日本列島のこの地に、日本の国とその国民を立たせて、今まで守って来られました。特に第二次世界大戦後において、世界史上にかつてない祝福を恵まれた国があるとするならば、それは日本以外にはありません。」(P96)
日本に対する最大級の讃辞です。
続けて、このように話しています。
「個人は家庭のために犠牲になれ。これは宇宙の鉄則の命令であります。そうなればそのものによって家庭は救われる。家庭は民族のために、その民族は民族のために犠牲になれ、奉仕せよ、為に存在せよというような、そういう民族があったとするならば、それは民族を救うことができます。民族は国のためにすべてを捧げていけ、奉仕せよ、犠牲になれ。その国は絶対に永遠に滅びません。その国を中心として、その国のみを中心としてとどまるのではなくして、国を越えていけ。神様は一国の神様じゃありません。万国の神様である。世界を一つの家庭として、一つの国として求めたいのが神様でありますから、その国を犠牲にしても世界を救うという思想が生まれてこなければ、世界を一つにする道はないと思うのであります」(P122)
「だから個人は家庭に、家庭は氏族、氏族は国家のために、国家は世界、世界は世界を一つにするという、そういうような男・女にならなければ、宇宙の主体である神様の子供になりません」(P123)
最後にこう結んでいます。
「美しい日本、希望ある日本、世界が頼りとする日本、アジア全ての開発途上国が尊敬する日本となるために、この「為に存在する」という鉄則を、個人より社会、民族すべての国家を超えて、世界にその影響を及ぼす日本となるならば、間違いなく日本の国が世界を指導するでありましょう」(P124)
このような思想のもとに、家庭連合の信者は日本の国を愛するように教育されてきました。私たちが、まず日本という国を愛する愛国者にならなければ、神の理想の国を造ることなどできないと考えています。
もう一つの本を紹介します。「み旨の道」という小冊子で、家庭連合の信者となった40年前に、頂いたものです。
ここにも、このようなことが書いてあります。
「善はより大きい物を大切にすることである。統一教会全体を犠牲にしてもこの民族と国家のためになればそれが善である。国家を犠牲にしても世界のためになれば、世界が栄える時、その国は中心国家となり、ある民族を犠牲にして国家を生かせば、その民族は国家の指導民族となるだろう」(P25)
「国を愛することのできない者は決して神様を愛することができない」(P85)
私たちは、日本の伝統文化をこよなく愛し大切にする、愛国者を自負しています。このことは、強く訴えたいと思います。
家庭連合は反日的な団体だと批判されますが、家庭連合は愛国教育をする団体です。
創設者の文鮮明師は、日本は神に祝福された国であり、「為に生きる」「愛国者たれ」と信者を指導してきました。
私たちは、日本の伝統文化をこよなく愛し大切にする、愛国者を自負しています。
家庭連合は、愛国者を育てる団体なのです。
動画はこちらをご視聴ください。
https://youtu.be/IsdLrOc7h_khttps://youtu.be/IsdLrOc7h_k