安倍元首相へのテロ事件と旧統一教会
NHKは、7月8日に、安倍元首相のテロ事件に被せて、家庭連合に関する話題を記事にしました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240708/k10014505081000.html
安倍元首相へのテロ事件と、家庭連合や宗教二世問題を結びつける構図は、この2年間一貫して変わりません。
確かに山上被告の動機は、家庭連合に対する恨みかもしれません。しかし、犯人の動機がどうあれ、これは殺人事件です。許されることではありません。ましてや犯人のターゲットが家庭連合幹部ではなく元首相であるという時点で、これは社会を混乱に陥れることを目的とするテロ事件です。
家庭連合を批判して解散させると、テロ事件は無くなるのでしょうか?
宗教二世問題を解決するとテロ事件は解決するのでしょうか?
そんなことはありません。
テロ事件と、宗教問題は、全く別次元の問題です。
しかし、この記事のタイトルは「安倍元首相銃撃2年」ですが、冒頭で安倍元首相への献花台などの話題に少し触れただけで、記事全体ではほとんどは家庭連合や宗教二世の問題です。これを見ても、NHKの記事は、テロ事件を名目にして宗教を社会問題に仕立てた、恣意的なものであることがわかります。
安倍元首相の命日である7月8日にこのような記事を書くのは、不謹慎だと思います。
