ヨハネの第一の手紙 第4章
聖書の聖句で、ヨハネの手紙は、愛について語っているとてもいい内容だと思います。
著者はヨハネ福音書の作者と言われていますが、違う説もあるようです。
私は、愛について堂々と語りかけるヨハネの言葉は、やはりイエス・キリストから直接神の愛を受けた者ならではの、力強い言葉であるように思います。
人を愛すれば、裏切られて傷つくこともあります。それでも愛するのは、誰かに愛されているという確信無くしては、できないことです。互いに愛し合うことを断言できるのは、神様の愛を実感した立場だからこそ、できるのではないでしようか。勇気づけられる言葉では無いかと、思います。
下記に引用します。
ヨハネの第一の手紙 第4章
7 愛する者たちよ。わたしたちは互に愛し合おうではないか。愛は、神から出たものなのである。すべて愛する者は、神から生れた者であって、神を知っている。
8 愛さない者は、神を知らない。神は愛である。
9 神はそのひとり子を世につかわし、彼によってわたしたちを生きるようにして下さった。それによって、わたしたちに対する神の愛が明らかにされたのである。
10 わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して下さって、わたしたちの罪のためにあがないの供え物として、御子をおつかわしになった。ここに愛がある。
11 愛する者たちよ。神がこのようにわたしたちを愛して下さったのであるから、わたしたちも互に愛し合うべきである。