宗教者連絡会

宗教者が集まって、宗教問題について意見交換をする集会が、千葉市内で開催されたので、私も参加いたしました。Youtubeで活躍中の、三津間弘彦氏も参加されました。

宗教二世に対して、両親がもつ信仰に基づいて教育することが、「虐待」と言われています。そのための相談所が政府によって設けられるなど、世間の風潮は宗教に対して批判的です。

集会では、アメリカの「アーミッシュ」を例にとって、説明されました。アーミッシュは、米国で電気などの近代文明をほとんど使わずに一生を過ごすコミュニティで、アーミッシュの子供たちは、そのコミュニティーで育てられます。しかし彼らは18歳になると自分たちの意思でアーミッシュに残るかどうかの選択をすることができ、多くの子供たちがアーミッシュに残るということです。

三津間氏は、日本においてリベラリズムが広がっており、「人権」が強調されているが、「人権」だけでは対立を生みやすく、それは権力者が選んだ「人権」のみが擁護され、強者が排除する「人権」には一顧だにされなくなる危険が存在すると話しました。その典型が、解散命令請求を受けた家庭連合である、ということです。

信教の自由とは、個人の自由意志で信仰し、教育することができることが大切で、権力者がそこに介入するべきではないと、思います。