拉致監禁に関する国会質問

浜田聡参議院議員が、3月12日に、参議院総務委員会で、家庭連合に関する国会質問を行いました。
2022年7月の安倍元首相暗殺事件以降、家庭連合はメディアや国家から袋叩きのような状態になり、解散命令請求まで出されています。
その間、家庭連合側の主張を取り上げる大手メディアはほぼんどなく、国会で取り上げる議員も皆無であった中で、初めて浜田代議士が国会でこの問題を取り上げました。
多くの批判を受けることを承知の上で、国会質問をした浜田聡議員に、敬意を表します。

質問の内容は、下記のYoutubeで視聴することができます。

(家庭連合関連の質問は、15:38 – 26:28)

家庭連合に関しては、次の質問をされました。

【浜田議員】
家庭連合については被害者の存在が問題となっている。高額献金等の被害者については報道されているが、拉致監禁による家庭連合信者の被害者については、知られていない。
脱会屋による拉致監禁は、家庭連合によると4300人とのことであるが、政府の把握しているところを伺う。

【文化庁小林審議官】
解散命令請求を出して裁判所で非公開で審議中なので回答を差し控える。

【浜田議員】
12年5か月間拉致監禁された被害者(後藤徹氏)の存在についての政府見解を伺う。

【本田文部科学省政務官】
個別の事案については回答を差し控える。

【浜田議員】
NHKはこれまで家庭連合の報道を数多くしているが、脱会屋による同信者への拉致監禁については報道していないように思う。NHKは、脱会屋による拉致監禁を報道すべき重要事項であると考えるか否か。

【NHK 山名専務理事】
指摘された脱会屋を含めて、ニュース番組で何を扱うか、個別具体的な編集判断についての回答は差し控える。

【浜田議員】
私は重要事項であると考える。主要メディアでは、産経新聞が報道しており、敬意を表する。
宗教法人審議会議事録は、公開すべきと考えるが、如何か。

【文化庁小林審議官】
議事録等の申合せにより、会長の判断で一定期間一部または全部を公開しないことができる。解散命令が確定するまで非公開とする。

【浜田議員】
隠せば隠すほど興味を持たれ、信教の自由をないがしろにされた議論がなされていると疑われる。

家庭連合については政治家が一斉に距離を置いている。信教の自由を不当に脅かされつつあり、政治家は今こそ家庭連合に耳を傾けるべきだと考える。
今月下旬に家庭連合関係者が千葉市内で集会を行い、私も招かれたので参加する。
自民党が断絶宣言をした家庭連合の会合に、国会議員が参加することが不適切か否かについてご回答頂きたい。

【本田文部科学省政務官】
個々の議員の活動や個別の団体の会合への参加について文部科学省が見解を述べる立場にはない。

【浜田議員】
問題ない、と理解した。盛山文部科学省大臣が、過去の旧統一教会との接触において国会で追及されているが、盛山大臣は信教の自由が重要課題となっている今こそ家庭連合の人に耳を傾け接触するべきではないか。

堂々とした質問です。勇気ある質問をした浜田議員に対しては、改めて感謝いたします。
これまで誰も相手にしなかった問題を、ここまで丁寧に掘り下げて頂いたことには、家庭連合の信者はみな心が震えたのではないかと思います。