守れ!人権
京都大学原理研究会のリーダーであった吉村正氏は、1987年8月に京都で親族に拉致され、そのままジャンボタクシーで名古屋まで連行され、チャーターされていたセスナ機に乗せられ、札幌市内の監禁場所であるアパートに76日間監禁されました。
アパートは鉄格子がはめられ、鍵は内鍵と外鍵がかけられ、自力での脱出は不可能な状況です。
背後には、「憂慮する会」の戸田実津男会長がおり、反対牧師や元信者が入れ替わり立ち替わり説得にきました。
統一教会(当時)側から保護請求が行われ、裁判官に現状を訴えることはできましたが、被告側の郷路征記弁護士は、「監禁は反社会的集団からの緊急避難である」と主張しました。
司法判断は長引き、吉村氏は法的な措置を待っていては埒が明かないと判断、すきをみて決死の自力脱出を試み、自由の身となりました。
その後、吉村氏は人身保護請求を取り下げました。その際に裁判所に提出した上申書には、その時の経緯や心境が綴られています。下記に添付しました。
https://www.ogasawara-church.jp/wp-content/uploads/2024/03/ee1d0e7906ee61d85b42a331181f6f3c.pdf
約40年前の記録ですが、生々しいドキュメントです。こんな暴力が、民主主義国家の日本で、40年以上繰り返されてきました。
それらの事実は、今までほとんどメディアや国会で取り上げられることはありませんでした。
国民には正しい情報を知って頂きたいと思います。
