家庭連合の教義に「地獄に落ちる」という概念はない

全国弁連は、家庭連合の信者はマインドコントロールされていて、「やめると地獄に落ちる」という恐怖心から、信仰を続けているなどと言っています。
https://www.bengo4.com/c_8/n_14739/

しかし、家庭連合の教義に、「地獄に落ちる」などというものはありません。
統一原理では、私たちが今まで住んできたところは「地上地獄」であると説明しています。(終末論第一節(二)人間の堕落)
そして、神の摂理の目的は「地上天国を復帰する(建設する)」ということだと言っています。(終末論第二節(二)復帰摂理の目的)

つまり、既に地上地獄にいるのだから、そこからは上がるしかなく、「地獄に落ちる」と言うことは観念しようがないわけです。

私は40年も信仰を続けていますが、やめていった方はたくさんおられます。
そういう方々は地獄に落ちるのでしょうか?
あるいは、最初から信者にならない方々は、地獄に行くのでしょうか?
そんな発想は家庭連合の教義にはないし、聞いたことがありません。

家庭連合は、地上に天国を建設するというプロジェクトを提案しているのです。
そのプロジェクトに直接参加するもよし、間接的に参加するもよし、様子を見てみよう、ということでも構いません。
そのビジョンは「神の国をつくる」という、ばかばかしいほどポジティブなものではありますが、少なくとも「参加しないと、地獄に落ちる」というようなネガティブなものではないのです。