国際勝共連合遊説隊の街頭演説
家庭連合の友好団体である、国際勝共連合遊説隊の街頭演説に参加しました。国際勝共連合は、1968年に設立された政治団体で、共産主義の間違いを訴え、スパイ防止法制定運動など、日本を共産主義革命から守る運動を続けています。
街頭演説では、私もマイクを握らせて頂き、下記の趣旨で話しました。
共産主義は、ソ連の解体により消滅したと思われていますが、実際は形を変えて文化共産主義として私たちの社会に浸透してきています。それは夫婦がお互いの価値を認めながら家族を形成し、地域社会に貢献し、国を愛するという伝統的な価値観を破壊するものです。
昨今は、与党自民党の主導でLGBT理解増進法を制定した他、同性婚法制化、選択的夫婦別姓の検討など、政府の政策の左傾化が懸念されています。
最近では、岸田首相は旧統一教会に対する解散命令請求を行うという発言をしていますが、これは特定の宗教団体に対する抑圧であり、宗教を排除しようとする共産主義の考え方と方向性が同じです。共産主義国家では、「宗教は阿片である」といって宗教弾圧が行われ、国家にとって不都合な団体は解体されます。そのような国に日本がなろうとしていることは、とても危険なことです。
共産主義は、社会を資本家と労働者、搾取する階級(ブルジョアジー)と搾取される階級(プロレタリアート)に単純構造化し、階級闘争によってプロレタリアートがブルジョアジーを倒すことによって、理想の社会が実現するという思想です。階級闘争は革命によってもたらされ、そのための暴力は肯定されます。目的のためには暴力も許されるという考え方は、共産主義の特徴です。人間には良心があり、暴力を行使する際の歯止めになるのですが、共産主義は革命のための暴力を肯定し、良心による抑止力を取り払ってしまうのです。その結果、共産主義国家では、1億人もの人々が粛清されました。
日本の左傾化を防ぎ、伝統的な価値観を守ることが、将来の日本のためには重要です。私たちは、共産主義の間違いを主張し、日本を共産主義革命から守るための活動を続けて参ります。
