日米韓首脳会談 東アジアの安保に極めて重要

2023年8月18日、バイデン米大統領がワシントン近郊キャンプデービッドの大統領山荘で岸田文雄首相、韓国の尹錫悦大統領と日米韓首脳会談を行いました。外務省のHPに記事が掲載されています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na2/page1_001789.html

この会合を契機として、『日米韓パートナーシップの新時代』を宣言し、日米同盟及び米韓同盟の戦略的連携を強化し、日米韓の安全保障協力を新たな高みへと引き上げるとしています。
北朝鮮については、弾道ミサイル発射を強く非難、国連安保理決議の履行につき緊密に連携すると共に、岸田首相は拉致問題についてのバイデン大統領及び尹大統領からの一貫した支持に対して謝意を表明しました。
また、日米韓協力の戦略的重要性を踏まえ、台湾に対する中国の一方的な現状変更の脅威、ウクライナ情勢を含む地域情勢、「自由で開かれたインド太平洋」のためのASEAN諸国及び太平洋島嶼国との協力における連携について意見交換しました。
さらに、重要・新興技術協力やサプライチェーン強靭化を含む経済安全保障分野等における連携強化について、日米韓の協力を再確認しました。
三か国は、首脳級レベルをはじめ、幅広いレベルの会合を行い、今後とも、日米韓の連携を重層的かつ安定的に進めていくことで一致しました。

全体主義・覇権主義を中心とする陣営である中露朝の脅威に対して、自由主義・民主主義を中心とする陣営である日米韓が連携する必要があります。今回の日米韓首脳会談は東アジアの安保に極めて重要なものだと思います。