解散命令請求 信者の人権を守る二世の会の公開シンポジウム

信者の人権を守る二世の会の、第3回の公開シンポジウムが開催されました。
https://www.youtube.com/watch?v=pDqcg7DVywQ
登壇された有識者の皆様、家庭連合二世の皆様、準備されたスタッフの皆様、支援された皆様に、敬意を表します。

今回私は、会場で参加させて頂きました。解散命令請求を出すにも要件を満たさないから、出しようがない、というご意見もあります。また、司法は行政と異なり、安易に世論に流されて解散命令を出せるものではない、というご意見もあります。議論が重ねられて、内容としても非常に有意義でした。

しかし、私が一番心に刺さったのは、登壇された中山弁護士の一言です。

「信者の皆さんの人権を守るのに、私たちは体を張って闘っている。皆さんはどうなのですか?」

民主主義の歴史において、人権は何の代価もなく得られたものではありません。それは、大きな犠牲を払いながら、闘って勝ち取られたものです。「闘う」とは、相手を倒すということではなく、自分自身の問題ではないか、逃げたり言い訳したりしていないか、そう問われたような気がしました。
信教の自由を守るため、信者自身が世論に訴えていかなければ説得力はないし、応援する側もやりようがありません。

実際のところ、解散命令請求を出すかどうかは、行政が決めることだから、どうなるかはわからないと、私は思います。あってはならないことだけど、政争の具に使われてしまう、ということだってあり得ます。ただ、どのような結果になろうとも、後から「こうすればよかった」と後悔するようなことだけは、したくありません。

いろいろと悟らされるシンポジウムでした。ありがとうございました。