公開シンポジウム 二世と有識者による“反日カルト”批判についての考察

「信者の人権を守る二世の会」の主催により、日本と韓国の関係について、シンポジウムが開かれました。世界日報に記事が掲載されました。

第一回のシンポジウムで、家庭連合が「反日」という批判をされていることに対して、パネリストの徳永信一弁護士より、家庭連合の二世もこの点は考えた方がよい、という発言があったことを主催者が受け止めて、今回のシンポジウムに至ったということです。

パネリストとして、取手市議会議員の細谷典男氏、弁護士の徳永信一氏、日韓家庭二世の新田剛氏、そして主催者代表で韓日家庭二世の小嶌希晶氏が登壇しました。
下記URLから、シンポジウムの内容を視聴することができます。
https://youtu.be/z6IMeLxp4iU

冒頭の細谷氏と徳永氏のディベートは、日帝支配40年で日本が行ったことについて、日本は韓国に対して贖罪意識を持つべきであるという細谷氏と、日本の統治は事実であるが韓国はそれを契機に開国し社会を変革することができたことを忘れるべきではないとする徳永氏の意見は、共に事実に基づいた深い考察がなされ、非常に学ぶことが多いです。

二世のパネリストは、両親が日本人と韓国人で、どちらが主張しても心が痛むと発言していました。そしてこの問題は、私たちでなければ解決できないという覚悟で、このシンポジウムを開いたのだそうです。

私は妻と一緒に視聴しました。妻は日本人ですが、1988年の祝福結婚式後、約半年韓国にいたことがあり、「日本は嫌いだが、あなたは好きだ」と多くの韓国人から言われたといいます。日本と韓国が理解しあえるための道とは、理論や理屈ではなく、人間対人間の心情的な融和しかなく、それを日韓の国際祝福結婚で具体的に進めるというのが、文鮮明師の思想なのだと思います。

この問題はとてもセンシティブではありますが、意見の違いをうやむやにせず、答えは出ないにしても討論する場を作ろうという主催者の勇気には、本当に頭が下がります。
登壇したパネリストの方々、シンポジウムを開催した信者の人権を守る二世の会の皆様に、改めて敬意を表します。