天の父母様聖会
家庭連合関連の報道がされて看板が表示する度に、「世界平和統一家庭連合」という名称とともに、「天の父母様聖会」という名前が画面に映し出されます。
これが何なのか、あまり知られていないようですが、家庭連合のビジョンを示す上で重要な名前です。
天の父母様聖会は、2020年5月に、韓鶴子総裁により宣言されました。
「天の父母様」とは、神のことです。
家庭連合はキリスト教から出発していますので、神とは一神教であり人格神です。キリスト教では、神に対して「天の父よ」と呼びかけますが、神が親ならお父さんとお母さんがいるのが自然です。統一原理では、神は男性格と女性格を備えた存在であると説明していて、一つの存在でありながら、父母でもあるわけです。これを明確にするために、韓鶴子総裁は、神を真の父母と呼ぶように提唱されました。
「聖会」とは、教会を超えたコミュニティーです。
人類の課題を解決するためには、宗教だけではできません。政治、宗教、経済、学術、メディアなどの各分野の専門家が、知恵を合わせて解決すべきです。世界的な環境破壊や紛争で、人類存続の危機が迫っている時に、宗教同士が争ったり、政治と宗教の線引きを議論している場合ではありません。
人類の父母である神の元に人類が一つの家族となり、理想の世界を建設という理想を掲げているのが、「天の父母様聖会」というコンセプトなのです。