韓国人の信者
日本の家庭連合には、韓国人の信者が、かなりいます。女性だけではなく、男性も相当数います。
彼らは祝福合同結婚式で日本人と結婚し、日本で家庭生活をして子どもを育て、日本に生活の基盤があります。
昨年以来の、家庭連合に対する迫害で、最も心を痛めているのは、彼らかもしれません。
私たち日本人は、なんだかんだといって自分の国ですから、迫害されてもいろいろと頼るつてがありますが、彼らは日本の国籍もなく、頼るところがほとんどないからです。
韓国に帰る家がない、という方も少なくありません。
そもそも、彼らはどのような思いで日本に来たのでしょうか。
家庭連合の国際祝福結婚式というと、日本から韓国に渡っていった女性のみがクローズアップされていますが、その逆のパターンについては、ほとんど関心が払われていないように思います。
ある親しい韓国人の信者に、「なぜ日本に来たのですか」、と聞いてみたら、こんな答えでした。
「私は、志願して日本に来ました。お父様(文鮮明師)が、日本を愛していると、知ったからです。
韓国の学校では、歴史の授業の近代史の半分は、日本に対する悪いことばかりを教えられます。私も、学生の頃は、日本はなんと悪い国だと思っていました。
しかし、統一教会の信仰を持ち、お父様がいかに日本を愛しているかを知り、私が日本を憎むべきではないと思って、そのような考えは消し去りました。
そして日本人と祝福結婚を受け、日本のために生きようと思って、日本で歩むことを決意したのです。
韓国にいた時は、日本の教会は、余裕があるから、世界の家庭運動を経済で支えているのだろうと、何となく思っていました。
しかし日本に来てみると、それが如何に大変なことなのか、よくわかりました。
そのために世間から迫害を受けていますが、世界に貢献しようとする日本の食口(信者)の信仰はとても深いと思います。」
家庭連合は、「反日」だという批判がされています。
しかし、文鮮明師は、韓国人に対して、「日本を愛せ」と強く指導しています。そして、私たち日本人の信者は、そのことをよく知っています。
家庭連合が「反日」などという批判は、全く事実と異なるものなのです。