出生数80万人割れ
厚生労働省が、2022年の人口動態統計を発表し、2022年の出生数が、ついに80万人を下回り、799,728人だったと発表しました。
2000年前は約120万人でしたから、20年で2/3になったということになります。
婚姻数も519,823組で、前年比微増となったものの、2000年の80万組に比べればやはり2/3であり、非婚化・晩婚化が、出生数減少と、強い相関関係があることがわかります。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023022800651&g=soc
一方で、人工中絶の数は、2020年は145,340件であり、非常に大きな数となっています。
1995年は117万件、2000年は34万件と、大幅に減少していますが、それでも単純計算で、妊娠した方の15%が人工中絶したことになります。
https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000784018.pdf
人工中絶の背景には、医療的な目的や、高齢者の予期しない妊娠、経済的な問題など、様々なものがあるでしょう。
しかし、妊娠した女性が受ける心身のダメージは、私たち男性が想像して余りあるものがあります。
世間は、性の解放が当たり前とされ、婚前交渉、特定の配偶者以外との性交渉、すなわちフリーセックスが、当たり前となっています。
しかし、その結果、非婚化・晩婚化や、離婚の増加、そして人工中絶などの原因となっていて、結果的に、新生児減少という結果に現れていると、私は思います。
家庭連合の教義では、性交渉は、尊いものだと考えています。
なぜならば、命が生まれてくるための、一番最初の出発点だからです。
命は神から与えられたものであれば、命をもたらす行為も、神から与えられたものとして、尊く扱うべきだと考えます。
自分勝手に愛し合って、その後の責任をとらないような性交渉は、自己中心的な行為です。
そして、家庭連合は、純潔主義を掲げています。
婚前交渉はしない、結婚したら配偶者以外との性交渉はしない。
それが、神を中心とした、真の家庭運動です。
共産主義の、「性の解放」、「家庭からの解放」とは、全く逆の主張なのです。
家庭連合の祝福合同結婚式で夫婦となった家庭は、子どもの数が、日本の平均よりも多いのではないかと思います。
少子高齢化問題を解決する鍵として、真の家庭運動を進める家庭連合の主張が、見直されてもよいのではないでしょうか。