LGBT理解増進法案

岸田政権が、突如LGBT理解増進法案の検討を始めました。
LGBT理解増進法案や、同性婚の法制化については、家庭連合の信者として、私は反対です。
同性間の性愛という性嗜好を制度として過度に保護しようとすると、新たな人権侵害が起きることが懸念されるからです。

特に、私が懸念するのは、子どもの福祉です。
性に対する自我が確立していない子どもたちに、性愛の多様性という考え方を吹き込むのは、混乱を招くだけで、とても危険です。
まずは、男性と女性の違いを正しく理解し、理想的な家庭はどういうものか、きちんと教えるのが、大人の責任だと思います。

家庭連合の教義では、命は神によって与えられたものであり、男性として生まれるか、女性として生まれるかということも、同様に神から与えられたものです。
男性と女性に、価値の違いはありません。
そして、男性は女性が持っていないものを持ち、女性は男性の持っていないものを持っています。
だから、お互いに相手を尊重し、補完することができるのです。
このような価値観は、家庭連合だけが持っているのではなく、日本の大多数の保守層が持つ、日本の伝統的な考え方と、整合性があるものだと思います。

この点、神を否定する共産主義では、人間の命は人間のものであって、性も自己決定すべきだ、という考え方になってしまいます。
そして、伝統的な考え方を、否定するような動きが、急激に盛り上がってきています。
それは、安倍元首相の暗殺以降、家庭連合に対するバッシングが急に激しくなっているのと、機を一にしています。

LGBT増進法案や、同性婚法制化に対する反対意見を言うと、「それは統一教会と同じ政策だ」というような印象操作がされて、抹殺されかねない勢いです。
TBSの、2月18日の報道特集でも、LGBTに対する反対意見そのものを、家庭連合にからめて批判するような、印象操作報道が行われました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/336312
それは、背後に、共産主義者の思惑が、反映されているのではないでしょうか。
だとすれば、大変危険な、言論の自由への侵害です。

国会では、党派的な思惑ではなく、日本の家庭と国の在り方について、正しい議論が行われるべきだと考えます。