「旧統一教会」という呼称
家庭連合に関しては、報道機関の報道でも、国会議員の国会答弁でも、「旧統一教会」という表現が使われています。
その結果、世間一般でも、私たちの団体は、「旧統一教会」と呼ばれるようになってしまいました。
しかし、「旧統一教会」なる団体は、存在しません。登記上の名称は、「世界平和統一家庭連合」です。
以前の名称の統一教会は、「世界基督教統一神霊協会」という名称から来ています。私たちも、自分たちを、統一教会と名乗っていました。
しかし、1994年に、「真の家庭」を中心とした宗教法人として、全世界的に「世界平和統一家庭連合」と名称変更しましたが、日本では約20年間も名称変更が行われませんでした。それだけでも行政の作為義務違反が疑われるのに、現在でも「旧統一教会」などと表現するのは、社会常識ではありえないことです。結婚して姓が変わったのに、お前の結婚は認めないからと言って、相手を旧姓で呼び続けるようなものです。そんな失礼なことがあるでしょうか。
「旧統一教会」という呼称には、かつての霊感商法と結びつけるとか、名称変更は政治工作の結果だとか、家庭連合に対するネガティブイメージを刷り込むための思惑が見えますが、それこそが公正な報道姿勢、政治姿勢からはずれる行為です。信者の立場としてきわめて不愉快ですし、日本の報道や政治の在り方が問われる行為だと思います。