資本論(8) 2022年12月2日 最終更新日時 : 2022年12月2日 OgasawaraChurch 地代についての、論証です。土地所有者は土地を所有し、農民から地代を徴収します。それは、農民の労働によって実現した剰余価値を、本来の土地の価値を上回る差額地代として、土地所有者が取り上げるのです。資本を商品として貸し出す時の利子と、同じ理屈です。 流通、利子、地代と、全ての経済活動は、労働者の労働のみが生み出す剰余価値を、資本家が搾取するための仕組みだ、という結論になります。 いよいよ資本論も、残る9冊目になります。次回、最終回です。 twitterCopy