旧約聖書(20) 箴言

イスラエル王ソロモンの、知恵の言葉です。ソロモンは知恵の王と言われますが、その知恵は、神から来ています。

主を恐れることは知識のはじめである。(箴言第1章7節)

ソロモン王は、神殿を建立し、栄華を極めた一方、多くの後宮を抱えた、罪深い人物です。しかし、その知恵は神が与えたものであり、よい言葉を多く残しています。

ソロモンの後イスラエル王国は分裂し、バビロンに滅ぼされてしまいます。

神が召命した人物には、多くのものが与えられますが、罪を犯すと、その結果は本人や子孫に報いが及ぶように思います。