旧約聖書(17) エステル記

エステルは、ユダヤ人モルデカイの養女で、ペルシャ王アハシュエロスの侍従である、ヘガイの目に留まります。そしてアハシュエロス王の寵愛を受け、ペルシャ王妃となるのです。

アハシュエロス王の部下ハマンは、ユダヤ人を迫害し、モルデカイを殺そうとしますが、エステルの知恵で逆に王はハマンを打ち殺してしまいます。

イスラエル民族を中心とした歴史書なので、エステルは国に忠義を示した英雄なのかもしれませんが、権力をもとにした陰謀と言えなくもありません。