旧約聖書(10) サムエル記下
神に選ばれてイスラエルの王となったダビデですが、とんでもないことをします。
イスラエルの将軍ウリヤに、バテシバという美しい妻がいて、ダビデは彼女を寝とって妊娠させてしまいます。ダビデは、事が発覚するのを恐れて、ウリヤに命じて最前線の激戦地に送り込み、戦士させてしまいます。現代の感覚からすると、鬼畜にも劣る行為ですが、さすがに神の怒りを買ってしまいます。しかし、ダビデとバテシバの間に生まれた子供がソロモンで、ダビデの後を継いでイスラエルの王になるのです。
淡々と物語が進行していくのですが、人間臭いというか、なんとも小説的な展開です。