聖アウグスティヌス 告白(下)
聖アウグスティヌスの「告白」下巻を読みました。
ほとんど神学論で、特に後半は旧約聖書の創世記の解釈が書かれています。私には、書かれている内容は、よくわかりませんでした。
解説によると、アウグスティヌスの神学は、中世からマルチン・ルターによる宗教改革まで、大きな影響を与えたとのことです。
上巻と下巻は、全く別の本ではないか、という位の違いがあります。私はやはり、人間の罪を自叙伝的に書いている上巻に、心が惹かれます。
ただ、神が天地を創造し、それを聖書が抽象的に書いている点を、突き詰めて思索している下巻は、深い内容があるのだろうと思いました。